サブプライムローン リスク
サブプライムローンが貸し出されたのは低所得者だけではありません。
信用力を超えた借入を行って不動産投資を行う場合なども含まれます。
つまり投資用に二軒目、三軒目の住宅を購入する場合などです。自分が住むための住宅ではありません。
あくまでも投資用です。
この場合もサブプライムローンが利用されてきました。
リスクが高い分、貸付利率が通常の住宅ローンに比べて高くなるのが特徴です。
このため、貸付を行う金融機関の側としては、貸付リスクの分散が通常の住宅ローンよりも重視されます。
債務者が弁済を容易とするための特別な条件の設定が行われたり、リスクヘッジのために、証券化されて、投資家に販売されます。
具体的に説明すると、アメリカの住宅ローン会社が、高金利のサブプライムローン債権を売却します。
大手投資銀行などは、このローンの債権を細かく分割して証券化します。他の金融商品と混ぜ合わせて、「リスクを軽減」した商品に仕立て上げます。
これを投資ファンドや銀行などに売却します。
いつぞや牛肉に豚肉を混ぜて販売した食品業者が問題になりましたが、サブプライムローンの債権も他の金融商品と組み合わせて世界中に売られました。
サブプライムローンの焦げ付きが拡大するなかで、分散したリスクが、どの金融商品に潜んでいるか、見当がつかないということが問題を深刻にしています。